答えは たったひとつなのかな? 4歳~5歳児クラス 「ぼくはこう思うな」「わたしはこんなことを見つけたよ!」
のびのび いろいろな見方を楽しもう 他者との対話で育つやわらかな心
仲間ではないものを探そう♪
上の絵は「イスが仲間ではない」と、みんなの意見が一致しています。
どうしてそう思ったのかをたずねると・・・
「イスは虫ではないから」
「イスは歩かないから(動かないから)」
「羽がないから」
と、出てくる出てくる。
幼児さんたちも、それぞれ知っている知識があり、それを言葉で伝えようとしています。
さて 皆さんはどう思われますか? 正解をすぐに与えることよりもずっと 大切なことがあります。お子さんと一緒に対話を楽しむことはとても大切です。
「ホントだー。」「そうおもう~。」と、口々に言い合います。
「どれもそうだねえ。どれもいいねえ~。」と、先生も答えます。
では、下の絵はどうでしょう。仲間ではないものはあるのでしょうか。
今度は、カタツムリが仲間ではないと言っています。
「さくらんぼやりんごは食べられるけど、カタツムリは食べられない」
「りんごやみかんは種があるけど、カタツムリにはない」
「りんごには 種はあるの?」「あるよ~~!」「へえ~!」
「図鑑で見たの」この対話から「知りたくなったこと」「不思議だなあ」と思うことに、また出会えます。
みんな「それもそうだねえー」「それもいいとおもう」「おもしろい~」とニコニコ顔で言っています。
いろんな見方ができる子どもたち。なぜなのかを一生懸命「言葉で伝えよう」とする子どもたち。
そして、「自分とは違う見方」をそうだなあと思える柔軟な心が育っているのが嬉しい。
答えが一つではないことを 楽しむことができる子どもたちは、どの子も素晴らしい。
「さくらんぼが仲間ではない。さくらんぼだけ2つくっついているから、同じ仲間ではない」
りんごなども2つありますが、さくらんぼだけ、柄(え)がくっついているということです。
確かにその他のものは・・・1つずつです。
「これも、いいね!!」「おもしろいね♪」
一生懸命よく見て ぴーんと閃いて みんなに伝えたい! 言葉を紡いで話す。 耳を傾けて聞く。
ともだちのお話を聞いて、さらによく見る。考える。「あ!ほんとうだ!」嬉しくなる。おもしろくなる。
そもそも どうして子どもたちは「知識」を持っていたのでしょう?知識がなくては考えられません。知識もとても必要なのです。
一緒に健やかに育ち合うのが ノビントスの子どもたちです。
さあ 一緒に 楽しくすごしましょう♪ ノビントスの幼児部も新入生を募集中です♪
学び舎ノビントスは、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。