ノビントス通信

コラム

甲南学園甲南幼稚園の説明会に行ってきました

2026年度幼稚園説明会が行われました。

幼稚園の園生活のひとこまを見学させていただきました。小学校と同じ敷地にある園内は、明るく安心して過ごせる空間です。教諭の目が、どこにでも行き届くように考えられていると感じる空間でした。園の先生方だけでなく、小学校の先生方などたくさんの方々が見守っているという感じが致しました。

教育方針は「徳・体・知のバランスのとれた、心豊かな人間教育」「健全な常識を持った世界に通用する人物の育成」です。この「徳」「体」「知」の順番は大切に考えられています。教育の目標(目指す子どもの姿)は「思いやりのある子」「あきらめない子」「考える子」です。運動遊び、リズム、音楽遊び、工作遊び、ことば、数遊び、英語遊びのほかに、幼児期から日本の伝統文化、礼儀、一般常識が身につくように体験を通して学ぶ保育があります。遊びや多様な体験を通じて、子どもたちの「やりたい」「やってみたい」という意欲や好奇心を大切にされています。

 運動会に向けてのリレーの練習を見学しました。リレーのルールを懸命に覚えて、思いっきり走る!という体験を重ねている子どもたちが、イキイキ!キラキラとしていて、とてもたくましく感じました。走り方がとてもよく、普段から体を動かし、いっぱい走っているなあ!と感じました。コーナーで転ばずに走れるようになったことを、先生方もとてもうれしそうに伝えていらっしゃいました。練習を重ねて、体の機能も育っていると感じました。小学校のリレーをみているお子さんもたくさんいらっしゃると思いますので、もしかしたら、リレーのイメージも浮かびやすいかもしれません。小学校のお兄さんお姉さんの学校生活をそばで感じながら過ごせることは、とても素敵なことだと感じました。

 朝の会では「ごきげんよう」と、ご挨拶を元気にされていました。日本の歴史と文化に深く根ざした挨拶です。相手への思いやりや敬意を表現する美しい文化が背景にあります。「初めに言葉ありき」、美しい言葉は美しい心を育てます。乱暴な言葉は乱暴な心を育ててしまいます。先生方の言葉遣いも穏やかで、前向きで明るい言葉であることも感じました。

お茶をいただきました。きちんとコップをご用意してくださいました。

 体操の時間も少し拝見できました。先生が「小学校にあがるまでにみんな逆上がりができるようになります!」とお話しされていました。「逆上がり」という一つのことが、みんなできる!というのはすごいことです。逆上がりができるようになるころには、全身のいろいろな筋力も育ちます。タイミング、リズム感も成長し、そして何よりも「心」が成長しています。逆上がりができた!の背景には、さまざまな能力の成長があります。

 願書受付期間は10月9日(木)までです。

これからの見学日程 ※詳細は甲南幼稚園HPをご覧ください

🌼幼稚園運動会9月26日(金)9時~(雨天27日)未就園児参加のプログラムあり)

🌼小学校運動会 10月4日(土)8時30分(雨天10月5日)

🌼生活発表会 11月29日(土)9時~

幼稚園・小学校入園準備を支えてきて~

神戸・芦屋・西宮の幼稚園の入園準備をサポートしてきて30年以上の時間が、いつのまにか流れていました。もともと幼稚園教諭の仕事をしていました。その後海外での活動を行っていた豪州からの帰国後、旧ハイパル幼児才能教室に勤務して、幼稚園準備をするご両親に寄り添うことになったとき、幼稚園に入園するまでの時間は、本当に大切だなとしみじみと感じました。

赤ちゃんだった我が子が、はじめて集団生活である幼稚園に入園するまで、1歳、2歳、3歳という人生の中でも、大変重要な時間を過ごしているお母さんとお子さんのお力になることは、お子さんの一生分のお手伝いでもある!と、強く思ったのです。すでに希望の幼稚園が決まっている方も、どの幼稚園がまだ決まっていらっしゃらない方もいますので、まずは近隣の幼稚園についてよく勉強することと、そして乳幼児についてより広く深く、愛知県豊橋市の上里学園仔羊幼稚園の園長である上里龍生先生のもとで、長年懸命に学びました。さらに6年生までの児童期までの発達・教育を学んだことは大いに役立ちました。

幼稚園入園に向けて、適性検査がそれぞれ多少の違いはありますが行われます。大切な小さな命を預かるのです。幼児期という、とても大切な成長期のお子様を、責任を持って教育を行うのですから、お子様の成長や健康状態を知るということは大事なことです。ご両親の子育ての方針とあっているのか、初めての集団生活、園施設の中で、親から離れて生活を行う準備はどのような様子なのか、お互いに確かめることは必要です。

入園までの時期、子どもたちの成長は著しいものです。その時期に寄り添えることは、大変嬉しいことであると、私たちは感じています。また、幼児という時期の「母親」へと成長されるお母さんたちは、みな一生懸命です。わたしの経験と知識をいかして、安心して子育てを少しでも楽しんでほしいと思います。毎日の子育ての中で、「これでいいのかな?」「うちの子はだいじょうぶかな?」「何を選んであげたらいいのかな」と悩んだり迷ったりするものです。お母さんのそばに寄り添って、これからも温かく支えて、導いていきたいと思っています。

学び舎ノビントスは、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。