ノビントス通信

コラム

学ぶ心さえあれば 万物すべてこれわが師である

子どもたちの学ぶ心を育てたい。 素直に 真剣に 学ぶ心をー。

教室を立ち上げる準備を懸命にしていた昨年、ふと古本屋さんで見つけた本を、毎日1ページ読んでいます。

松下幸之助さんがPHP研究所の機関誌「PHP]の裏表紙に連載してきた短文の中から百二十一篇を選んでまとめたものだそうです。何か妙に惹かれて、手に取って購入しました。そして、子どもたちの前に立つ自分の心を律する大切なものとなりました。

毎日、目を閉じてパッと開いたところを読んでいます。今日開いたところは、「学ぶ心」というページでした。

「学ぶ心さえあれば 万物すべてこれわが師である」という言葉が、心に残りました。

わたしは、子どもたち一人一人の学ぶ心を、丁寧に丁寧に、様子をよく見ながら、育てています。

1歳半から6年生までの子どもたちの心を育てるといっても、年齢によって必要なことは全く違うこともあるし、いつも変わらないこともあります。

40年近くいろいろな年齢、いろいろな子どもたちと過ごしてきて学んだこと、上里学園仔羊幼稚園の園長 上里龍生先生から学んだこと、自分の父母から学んだこと、オーストラリアのホストペアレンツから学んだこと・・・数え切れない方々から学んだことが全部、力になってくれています。

学び舎ノビントスを一歩出た世界ぜ~んぶ! 歩道、公園、野原、街角、図書館、山や海や川、旅行先、学校や幼稚園、保育園の校庭どこもかしこも、おもしろい不思議なものや美しいものなどが溢れています。

草花、木、いきものたち、岩や石、建物、その色彩、形、大きさなどなど、そして人から教えてもらうおもしろい話も!

先日、近所の山に登ったときに、案内をしてくださった方から、植物のことや生き物のことなど、たくさん教えていただきました。触れたり、香りを嗅いだりして楽しく山を歩きました。近所にあるこの山を、色々と管理してくださっている方々の活動を知り、深く感謝し、山の環境、自然を大切にしたいとしみじみと思いました。

その名もモチツツジ!ねばねば~っとしています。
真っ赤な野イチゴが可愛いです!

子どもたちが「万物すべて」から教わることができるように、素直さ、向上心、探求心、真剣さなどなど、子どもたちの心の大地に、いくつもの種を蒔き、育てていきたい!と、強く思っています。

学び舎ノビントスは、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。