秋なのか、冬なのか(幼児クラス会話の中で)親子の対話はたからもの

昨年11月のある日の子どもたちとの対話です。あたたかい日が続いたり、少し肌寒い日があったりと、秋と冬を行ったり来たりしているような毎日でした。
そこで、子どもたちに聞いてみました。
「今日はとても寒いよね。秋だと思う?冬だと思う?」
「手を洗ったとき、すごく冷たかったから、冬だとおもう。」
「そうだね。いつもより冷たく感じたね。」
そして、このように話す子もいます。
「秋やとおもう。葉っぱの色が赤色になってるから秋。」
「そうだね。じゃあ葉っぱは、冬になるとどうなるの?」
「葉っぱは、落ちる」
また、このように話す子もいます。
「11月だから秋でしょ。12月は冬」
「そうなのね。なるほどね~。」
と、いろいろなことを話します。
図鑑でみたり、暦(カレンダーなど)で四季を知っていたり、水を触った感覚だったりと、
子どもたちは、五感をフルに使って、自ら感じとっています。
特に、自然と触れ合うことで五感が敏感に反応します。季節感を感じる経験は、子ども時代にぜひ積み重ねてほしいことの一つです。
しかし、どこか自然のあるところへ出かけなければ経験できないことばかりではありません。
幼稚園や保育園に向かう時や部屋の窓を開けた時などに
「昨日より今日の方が、風がつめたいね~。」
「あ、今日は雲がたくさんあるね。」
「鳥の声がするよ~なんだろうね?」
と、日常で感じられるちょっとしたことをキャッチしよう!このような対話からのスタートでいいのです。
子どもに聞かれたことに必ず答えようとしすぎなくてもいい。
いつも正解にたどり着くとは限らない。
わからないことがあれば、後でいっしょに図鑑で調べながら、親子の会話も楽しむことができるなら
一石二鳥ではないでしょうか。

最近、水栽培のヒヤシンスの芽が大きくなってきました。
最近、とても寒いのですが、太陽の日差しが明るく眩しくなってきました。子どもたちに伝えたい発見がいっぱい!
「光の春」という言葉があります。日本語は美しいですね。
春は光から始まるのだそうです。
学び舎ノビントスは、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。