ルワンダから メッセージが届きました
イミゴンゴと麻の葉紋様 模様が繋いだ 2つの国 日本とルワンダ
ルワンダ在住の加藤雅子さんから、メールが届きました。
みらい塾の小学部1年生から6年生までは、コンパスと定規を使った、作図学習に力を入れています。幼児部では手指をしっかりと使った充実した遊びを行い、小学部1・2年生でしっかりと基礎的なことを学び、三年生からは自由自在に様々な作図ができるようになっていきます。
その自由自在の作図の力を用いて、TVアニメの主人公の着物の柄を描いてみたことから、紋様を描くことに夢中になったのが、昨年の夏でした。数年前から交流を深めているルワンダにも、伝統的な幾何学模様の「イミゴンゴ」があります。加藤雅子さんのご厚意で、その作りてさんとの交流も始まり、昨年夏には、加藤さんからイミゴンゴの作り方を学び、そして加藤さんとルワンダのイミゴンゴ工房の皆さんへ、様々な紋様を心を込めて描いたものと、自ら考えた「イミゴンゴ」を贈りました。帰国後に、その作品や手紙を、加藤さんが届けてくださったことをメールで知らせてくれました。
《加藤雅子さんからのメール~》
「え!全部に名前と意味があるの!」
「これ、こどもたちが書いたの?ほんとに?」
「悪いことが起こらないように、良いことがありますようにって願いをこめるのねー」
「これイミゴンゴに似てるわね」
「どうやって書くのかしら?」 「こうじゃない?」 「いや、こうやってここの線を、、、(と、紙を指でなぞる)」
みらい塾のみなさまに描いていただいた日本の伝統紋様をイミゴンゴ工房の作り手さんにお渡ししてきました。 大盛り上がりに大盛り上がりでノンストップのお時間でした。
「自分達でもかけるか試してみたいわ〜!!」と何度も線をなぞりながら描き方をその場で解明しようとしていました。
この柄にはこんな意味があるよ、こんな名前があるよ、とお一人お一人がお手紙に書いてくださったことが興味につながったようです。
特に蛇の鱗、麻の葉紋様に驚いていました。 蛇は悪いもの、麻の葉(麻自体)は違法のもの、のイメージをもつ彼女たちとは違った見方があることにへぇぇえ〜と頷いていました。
この子たちの中にはイミゴンゴを作ってみた子もいるんだよ、とみらい塾で撮影したお写真もお渡ししております。
大切に描いてくださった皆さんのおかげで、柄を介してあらたな話をすることができました。 今回は日本の伝統紋様のお届けでしたが、次回はみなさんが考えてくださった「オリジナルの紋様」をじっくりお届けしてきます。 まだ会ったこともない方に思いを馳せてお手紙を書いてくださりどうもありがとうございます^^ 加藤雅子
子どもたちは、この写真を見て、自分の作品が海を渡ってルワンダへ到着していることを実感し、瞳を輝かせてお母さんやお父さんに嬉しそうに「僕の描いた紋様だよ!!ほら!!」と、指差し、親子でニコニコとお話しされていました。地球儀を回し、日本とルワンダを探して、自分の作品がどうやって旅をしたのかを、指でたどってみたり、いつか自分も行けるかもしれないと、子どもたちはワクワクしていました♪
学び舎ノビントスは、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。