幼児の生きた知識
子どもの「気付き」を大切に
「すずめ」とタイトルの付いたのワークブックで、ひらがなを練習をしていたときのことです。
「うぐいすってなに?歌でうぐいすってあるよ。」とYちゃんが言うのです。
ひらがなのノートは、五十音ではなく言葉になっており、2文字なら「いす」や「うし」など物や生き物の名前を、そのまま読んで書いていきます。


そして、4文字を書くノートの中に「うぐいす」があり、他に「やまばと」などもありました。「それは全部鳥の仲間だよ。」とだけ伝えたところ、なにやら口ずさみながら、「♫~うぐいす~♪♫」「うぐいすだ!」と、「うぐいす」と歌っていることを確かめていたようです。「うぐいす」は、通っている幼稚園の園歌の中にでてくる歌詞の一部らしいのです。(私はその歌詞を知らないので本当かどうかは、定かではありません。)
素晴らしいのは、幼稚園で歌っている園歌に出てくる「うぐいす」を、今日書いた「うぐいす」と同じだ!と、自分で気付いたのです。それがとっても嬉しい大発見だったのです。
Yちゃんは、園歌をうたいながらいろいろなことを発見したり、考えたりしていたことが想像できます。
子どもは、どんなことでも自ら気付いたことには興味を持っています。自分で調べたり、親子で一緒に調べたりすることで、忘れがたいものになっていきます。
本物のうぐいすをを見る機会がなくても、図鑑があればどんな色でどのように鳴くのか、どんな環境にいるのか、何目何科なのかなど、広く深い知識を持つことができます。「こんな色なんだね。」と、対話しながら知っていく経験は、子どもにとって生きた知識になっていきます。
図鑑で調べるというひと手間は、受け身ではない学びのはじまりなのです。
言葉そのものの学びからでも「どこかで聞いたことがある」と、敏感に感じとれる心も育っていることが嬉しいです♫
来春 Yちゃんが美しいうぐいすの声を聞けるといいなあと思います。

・・・そして、お気づきでしょうか?ノビントスのひらがなを書くノートには、あえて最初から挿絵がありません。これがうぐいすですよと、固定された絵などはないのです。いろいろな言葉が出てくるノートなので、知っている言葉で想像できるものもあれば、お母さんやお父さんが言っていた言葉と照らし合わせて、あとになって、このことか!と知っていくこともあるでしょう。
挿絵のないノートは「自ら知りたくなる」「自分の経験から掴み取っていく」といった、未来に必要な創り出す力や考える力を担っています。
また、ワークブックをしているそばにいらっしゃるお母さんやお父さんとの対話のきっかけにもなるノートなのです。
対話は、これからの算数力へとつながっていきます。幼児の日本語の力を楽しい対話とともに学びませんか。
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