幼児の読書指導 はじめの一歩
絵本(本)が好きになるには?
「読み聞かせ」という言葉は、ご存知だと思います。子どもに絵本(本)を読んで聞かせてあげることです。小さなお子様は、お母さんやお父さんが同じ方向を向いて、膝に抱っこして読んであげるのが一番良いスタイルです。その声が心地よくて安心感があって、読み聞かせの時間がどんどん好きになります。テレビや動画ではなく、大好きなお父さん、お母さんにひっつきながら、大好きな声を聞く幸福な時間!子どもの言葉や心の成長にも良い影響を与えます。読み聞かせは親子の時間に欠かせないものです。

絵本(本)が好きになることは読書指導の中で一番大切です。では、絵本(本)が好きになり、自分でも読めるようになるには、まず何から始めればよいのでしょう?
まだ文字が読めないお子様でも親子でできることがあります!一緒に絵本(本)に触れることから始めましょう。

<準備>子どもの手は小さいので自分で持てるくらいのサイズの本を選びます。
①じぶんでページをめくる。親子でいっしょにめくっても良い。(1ページずつめくる)
②ページが戻らないように、絵本の真ん中を手指を動かしゴシゴシと折る。
③絵を見ながら対話をしたり、絵を指で指したりして楽しむ。または、文を読んであげても良い。
これは読書指導のスタートですが、まだ絵本(本)に興味がないお子様や、じっと座っていられないかもしれない心配があっても、正しく文章を読まなければ!と完璧を求めずに、少しの時間から始められます。1ページずつ自分でめくるだけでも案外難しいものです。力加減や指手指の使い方が慣れておらず、めくる時に一度にたくさんページを掴んでしまうこともありますが、だいじょうぶ!ノビントスのレッスンでも、最初はだいたい3回ページくらいをめくることができれば、上出来です。慣れてくれば、次は、5ページ、7ページと少しずつ増やしていくので安心して進んでいけます。ストーリーを最後まで読めなくてもだいじょうぶ♪同じ絵本を何度も一緒に楽しく開いてみてください♪だんだんと、「読書」の行動が子どもたちに馴染んできます。ページをめくること一つとっても、指先を使う作業なので手先も器用になり一石二鳥です♫
この時「読み聞かせ」と同様、子どもを膝に抱っこしたり隣に座るなど、同じ方向を向いて一緒にやってみるとよいでしょう。自分と同じ方向を向いている相手からは、何でも学んでしまうという幼児のおもしろい特徴があります。何度も繰り返し親子の絵本(本)の時間を楽しみましょう。子どもは、どんどん絵本(本)が好きになります。1まいずつページをめくることができるようになれば、自分でお気に入りページを探せるようにもなり、自由に絵本(本)を手にとって見るようになってきます♪

ノビントスで絵本(本)の楽しさ、面白さを知ってほしい!それを親子の日常にほんの少しの時間でいいから取り入れてほしい!親子で楽しい絵本(本)時間を共有してほしい!と、願っています。
「読み聞かせ」と「読書指導」は別のものと考えています。どちらも親子の大切な時間です。読書の習慣が身につくと、本がだいすき!になっています。本を読むことが好き!ということで、お子様の世界は大きく大きくひろがります。
レッスンの中に絵本(本)を楽しむ時間も取り入れています。絵本(本)好きになる良いスタートを一緒に体験してみませんか?幼児クラス秋の生徒募集中♪体験レッスンのお申し込みをお待ちしています!
学び舎ノビントスは、大切なお子様の
元気いっぱいの一歩を応援します。